採用情報
法律事務所における秘書の役割は、弁護士がクライアントに対してリーガルサービスを最も効率良く提供できるようにサポートすることです。担当する弁護士の専門分野によって秘書の業務内容は異なりますが、一般的な業務は次の通りです。
なお、入所時に法律知識の有無は問いません。
スケジュール管理、データ入力(タイムシート・イクスペンス)、ファイリング、文書作成、請求書作成、会議等に関する諸手配、出張手配、名刺情報管理などの弁護士サポート業務全般、事務所全体や業務部運営に関する業務
文書作成担当者は、国内外の政府関係機関、大手企業、裁判所等に提出されるあらゆる法律関係の文書をプロとして完成度の高い形で作成します。レイアウトの美しさに配慮し、内容を正しく把握したうえで、迅速かつ正確に作成する能力が必要不可欠な要素として求められています。
文書作成、反訳(会議録の作成等)、所内向け研修の企画、実施(Word、Excel、Power Point等)
パラリーガルは、法的知識や法的思考力を活かして弁護士の指揮・監督のもと業務を行います。その業務範囲は当事務所の行う法律業務全般にわたっており、具体的にその一部を紹介すると次の通りです。
なお、より専門性を高めるため業務分野ごとにグループを分けており、企業法務、金融法務、事業再生・再編法務、争訟、翻訳(法的素養が求められる翻訳)、外国法業務の6部門から成っています。
会社設立手続・会社合併手続・商業登記手続、外為法・独占禁止法・金融商品取引法等に基づく申請書・届出書・報告書等の書類の作成および管轄政府機関への提出、法務翻訳(日英・英日翻訳)、法律調査・事実調査、訴訟・倒産手続・その他の裁判関連手続、商標・著作権の登録申請手続およびその管理
弁護士の指揮・監督のもと翻訳業務を行います。日英・英日の翻訳を行うため、日本語および英語の理解力・表現力が求められます。複数のメンバーがチームを組んで作業を行うこともありますので、コミュニケーション力も不可欠です。
翻訳(日英・英日翻訳)
国内外における知的財産分野のエキスパートとしての弁理士の業務を、事務的な面からサポートします。
商標・意匠の出願等に関する弁理士業務の補助
経営活動の結果を数値で管理・分析し、常に事務所の財務状態を把握しておくのが経理担当者の重要な役割です。
当事務所における経理課は、特定の分野にのみ詳しくなるのではなく、専門性と汎用性を併せ持ち、経理・財務・税務、全ての会計業務を担当できるようなアカウンティングのプロフェッショナルを目指しながら、一丸となって日々業務を行っています。
経営に関する意思決定をも左右するような数字を扱うことから、事務所経営の中枢に位置しているとも言えます。
支払事務、資金管理、税務申告、予算管理
採用から退職に至るまでのあらゆる面でサポートを行うのが、人事課労務担当、採用担当としての役割です。
リーガルサービスという、目に見えないものを提供する法律事務所の最も大切な財産は、「ひと」です。社会情勢の変化や組織の拡大等に伴い、職場環境も日々変化していきますが、どんな状況でも弁護士・スタッフ一人ひとりが個性や能力を十分発揮できるよう、臨機応変に制度や仕組みの整備に対応しています。
採用に関わった方が入所後に活躍する姿を目にしたり、私たちのサポートへの感謝を受け頼りにされたりすると、自分の仕事の意義を再確認することができ、大きなやりがいを感じられます。
採用、勤怠管理、給与関連業務、人事評価・就業規則の管理および改訂、メンタルヘルスケア等のプロジェクト運営
総務課では、弁護士・スタッフが安全で快適に働けるような職場環境の整備に取り組んでいます。「もの」「ひと」「安全」に関わる仕事が主ですが、その他にも所内の外国人サポート、福利厚生など、広範な業務に携わっています。
業務を担当する上で必要なのは、事務所全体を把握する観察力と注意力、様々な要望や問い合わせに素早く公平的確に対応するための判断力と柔軟性、様々な人と接するためのコミュニケーション力と交渉力、緊急事態に対応できる冷静さと処理能力です。所内の外国人サポート業務も行っているため、英語力を磨いておくことも重要です。
什器・備品の購入および管理、オフィスプランニング、ビル管理、ビル空調管理、オフィス改装・所内移動関連、入退所時対応、外国人スタッフ事務手続等に関するサポート、所内セキュリティ管理、災害対策関連、メールセンター業務関連、福利厚生、受付業務関連、その他総務業務全般
情報システム課では、最新のITデバイスやネットワーク環境の構築による情報の共有化や案件の関係者同士がコミュニケーションをとりやすいシステムの整備などを行っています。
クライアントへ最高のリーガルサービスを提供するため、弁護士やスタッフからは非常に高いレベルの要望が出ることもありますが、チーム内で連携して解決にあたっています。厳しい環境である反面、情報システムの重要性も高く評価されているので非常にやりがいのある仕事です。今後は事務所の拡大に伴い、海外とのやりとりも多くなることから、多様で幅広い業務に対応できる人材を求めています。
事務所内のICT(Information and Communication Technology)環境・ 情報データベースの構築・管理、コンピュータシステム全般に関するヘルプデスク業務
図書課は、弁護士などの利用者が必要とする図書や雑誌を取りそろえ、利用しやすい図書室を目指し、その運営と外部倉庫窓口業務を行っています。
法律事務所にとって図書や雑誌は、高品質なリーガルサービスの提供に必要な、正確で的確な情報の収集・提供という面において重要な役割を担っています。私たちはあくまでも縁の下の力持ち的な存在でありますが、利用者が図書や雑誌を手に取る姿を見ると、自分の仕事が弁護士業務のサポートやリーガルサービスの提供に繋がっているという実感が湧きます。また、図書や雑誌以外にも、データベースなどの新サービスが次々と出てくるため、積極的に情報収集する姿勢が必要となります。
図書・雑誌の発注・受入・整理・レファレンス業務、書架管理、法令集の配付作業、各種データベースの導入・管理、外部倉庫窓口業務
広報室は、外部との窓口となって有益な情報を整理し発信する機能を担っています。当事務所は常に先端的な法分野の開拓に取り組んでいますが、その成果を社会に発信していくことも弁護士の重要な社会的使命として考えています。
マニュアル化できないほど多種多様な広報業務には、グローバル化やソーシャルメディアの台頭など、社会の変化に合わせて新たな仕事に挑戦していくことや、自分で考えて行動することが求められます。経営層をはじめとする多くの部署や、所外の多方面の方々と関わりをもちながら働くことができ、自分の成長を実感しながら、日本最大の法律事務所を支えているというダイナミズムのなかで仕事をする環境に恵まれています。
対外広報(メディア対応、セミナー等イベントの企画・運営、ウェブサイトの編集・管理、事務所案内、挨拶状などの印刷物作成、ロゴ関連アプリケーションの作成・管理)、対内広報(イントラネットの編集・管理、所内報作成)、CSRなど