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CROSS TALK03
若手弁護士 座談会
将来どんな弁護士になるか
若手弁護士が「西村あさひ」を選ぶ理由
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主たる業務分野は事業再生であり、M&Aや紛争、労務関連のクロスボーダー案件も担当。
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主たる業務分野はファイナンスと中国であり、ベンチャー・ファイナンスや不動産ファイナンス、中国企業の対日投資案件も担当。
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主たる業務分野は国際通商法・競争法であり、「ビジネスと人権」関連案件も担当。
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主たる業務分野はコーポレートと知的財産であり、テクノロジー関係の案件を中心に幅広く担当。
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主たる業務分野は紛争であり、訴訟手続や交渉段階の対応の案件を担当。
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主たる業務分野は危機管理であり、主に不祥事対応の案件を担当。
自己紹介
井ノ上:
本日の「若手弁護士座談会」のモデレーターを務めます、73期の井ノ上と申します。まずは自己紹介から始めたいと思います。私は主に事業再生の業務を担当している4年目の弁護士です。事業再生自体も裾野の広い分野ではありますが、M&A、紛争、労務案件等にも関わらせていただいており、日々充実しています。
佐々木:
73期の佐々木と申します。ファイナンスと中国の2つの分野に携わっており、業務のうち6~7割程度はファイナンス関連で、ベンチャー投資、不動産、プロジェクトファイナンス、ファンド等に携わっており、残りでいわゆるジェネラルコーポレートや中国の対日投資案件をやっております。よろしくお願いします。
閻:
74期の閻と申します。主な業務分野は国際通商法、競争法、そして「ビジネスと人権」です。競争法分野では、グローバルファイリングやデジタルプラットフォーマーの競争法上の問題分析等をしています。また、「ビジネスと人権」分野では、人権デューデリジェンス等の案件に携わっています。
水口:
74期の水口と申します。主な業務分野はコーポレートと知的財産です。私は理学部物理学科・理学系研究科物理学専攻修士課程を修了しており、そのバックグラウンドをベースに、幅広い分野で最先端技術を持っている会社のM&Aやスタートアップの知財戦略サポート等、テクノロジー関係の案件を多く担当しています。
上山:
75期の上山と申します。私は主に紛争案件に携わっており、訴訟手続や、そこに至る前の交渉段階でのアドバイス等を行っています。訴訟については、日本の裁判所における手続が中心ですが、当事者のいずれかが国外の企業である場合が多く、また、海外オフィスと連携して外国の裁判所等に申立てを行うこともあります。
林:
75期の林と申します。主な業務分野は危機管理です。ジェネラル・コーポレートやハラスメント対応、内部通報窓口の担当もしています。
担当した案件を通してヘルスケアにも興味が湧き、現在ヘルスケアの勉強会にも参加しております。今後は、危機管理分野に限らないヘルスケア案件にも携わりたいと考えています。
井ノ上:
本日は、以上のメンバーで座談会を行わせていただきます。どうぞよろしくお願いします。
N&Aを選んだ理由
井ノ上:
まずは、みなさんが当事務所を選んだ理由を順々にお伺いできればと思います。閻先生はいかがでしょうか。
閻:
私は学生時代にインターンで色々な事務所を訪問する中で、西村あさひで出会った弁護士の視野の広さが強烈に印象に残りました。特に、通商分野において、世界各国の政策動向を適時に把握するにとどまらず、これらに対し、国際法上のツールを用いて日本政府や企業がどのように対応、対抗できるかという観点から検討を行い、政府の政策形成や企業のロビイングを含む戦略形成に関わっている様子を目の当たりにし、自分が想像していた企業法務よりもはるかに奥が深いと感じ、心がときめいたのを覚えています。そして、自分もそのような俯瞰的視点を身につけたいと思い、当事務所を選びました。
上山:
私の場合、学生の頃は自分が将来どういった弁護士になりたいのかについて具体的イメージが湧いておらず、悩みがありました。弁護士として訴訟をやりたいという気持ちはありましたが、ほかに関心のある業務分野もあり、なかなか将来のイメージを持てていませんでした。その中で、インターン等で当事務所の弁護士と話した際に、それなら紛争という一つの軸を持った上で、それを切り口として色々な分野の仕事をやっていく形で弁護士としての幅を広げていくのが良いのではないかという話をしてもらい、それが自分の将来の方向性として一番しっくりときた、というのが当事務所を選んだ一番大きな理由です。また、私は大学で研究者の道を目指すか迷っていた時期があったのですが、当事務所の場合、普段の案件の中でのリサーチも勿論重視しているし、それ以外にも事務所としての執筆活動も大事にしているという印象を受けたことも選んだ理由です。
林:
私が当事務所を選んだ理由は、危機管理分野が強い事務所だからです。元々何か社会貢献がしたいと思っており、弁護士という職業を生かすかは別として、紛争や問題の予防になることがしたいと考えていました。官僚の道も考えましたが、企業が関わる紛争を予防することは、企業の事業範囲次第ではより広く社会に貢献できると思い、企業法務の道に進もうと決めました。そして、実際に紛争や問題が起こっている状態を経験していなければ、実効的な予防策も打ち出せないと思い、企業法務の中でも、不祥事等の紛争や問題が生じている場面で企業をサポートする危機管理の案件に携わりたいと考えました。そこで、危機管理分野が強い事務所はどこだろうと探したところ、それが西村あさひだったということが私が当事務所を選んだ理由です。
井ノ上:
私が事業再生に興味を持ったきっかけは、大学時代の選択授業で法律事務所を訪れた際に、事業再生が切った張ったの世界だと聞いて、それがずっと頭に残っていました。当事務所にインターンを申し込む時にその言葉が思い出されて興味分野として記載したのが始まりですが、最終的な決め手は、自分のなりたい弁護士像と業務分野の性質の一致と、グループの弁護士の人柄・雰囲気、この2つかなと思っています。
例えば知的財産権を持っている会社が倒産しそうになれば知的財産権について学ぶ必要がありますし、多様なクライアントがいる中で、それぞれのビジネスに対する理解も求められます。労務や紛争もセットになりますのでいわゆる一般民事のような保全や訴訟も多く経験します。会社が苦しい中で、自分のがんばりが事業の存続や従業員の雇用の維持に直結することも、やりがいにつながっていると思います。そういった、事業再生分野の良い意味で雑多な性質と、何でもジェネラルにできるようになりたいという自分の目指す弁護士像が合致したと思います。それから、事業再生グループの弁護士とインターンでお会いする中で、多種多様な個性の弁護士がいらっしゃって、皆さんが生き生きとお仕事をされているのが伝わってきて、すごく魅力的で是非自分も一緒に働きたいと強く思いました。その意味で、インターンでお世話になった弁護士と入所後に 実際に一緒に働けるという点も、私にとっては非常に大きなポイントでした。
現在の業務について
井ノ上:
次に、現在の業務についてお話を伺いたいと思います。若手としての仕事のやりがいや、経験談などを教えてください。水口先生、いかがでしょうか。
水口:
1年目からやりがいのある案件がたくさんありました。私はテクノロジー関連の案件をやっているというのは申し上げたとおりですが、例えば、クライアントが新たに創り出したプロダクトをベースに事業を展開していこうとしている時に必要とされる、そのプロダクトに適合した契約書というのは、まだこの世に存在したことがないようなものだったりして、想像力を働かせながら参考になる事例を収集したうえで、独創的かつ合理的な内容に作り上げる必要があります。特許分析の局面では、物理の方程式を理解することが重要な場合もあり、そんな中で自分が大学院での研究で培ってきた強みを活かせると嬉しいですね。
このように自身の経験と、事務所の中でいろいろなリソースを活用して得た成果に基づいて、クライアントの新たなチャレンジをリードしていき、新規事業が進んでいくのをサポートできること、これがむちゃくちゃ楽しいんです。しかも、新たな契約の作成やリサーチ・検討をメインで行ったのは1年目とはいえ私なので、クライアントとの会議の場でもまず自分の言葉で説明をする。そういった機会が当事務所にはたくさんあるということが、私が入所して一番良かったなと思うことですね。
上山:
私は、進行中の大規模な案件に入って訴訟代理人として活動していくというのが最初の案件でした。こういう事務所で扱う紛争なので、ニュースでもたくさん取り上げられた事件から派生している紛争や、まだ交渉中だけれども、もし上手くまとまらずに表沙汰になると非常に大きな経済的影響が発生するような案件もあり、そういったスケールの大きな案件に最初から関わることができるのはやはり楽しい、というのが率直なところですね。
訴訟に対応する中で、裁判例や文献のリサーチを行って、先例がないような論点は学者の先生ともご相談し法的な理屈を詰めていったり、事実関係についても依頼者のインタビューをしたり資料を精査して主張を固めていくという作業をするのですが、これらは年次にかかわらずに全員でやるものなので、1年目であっても、自分の考えた法的分析や検討結果は一人の弁護士の意見として尊重されますし、議論を経てそれが最終的な準備書面等にも反映されていくことになります。この点は若手であっても全然変わらないので、非常にやりがいがあると思っています。
あとは、比較的少人数で交渉段階のところから進めていくような案件に入ることもあり、最近はパートナーと私の二人で担当する場合もあるのですが、そういった案件では、依頼者へのアドバイスでも自分の分析・検討結果が占めるウエイトが必然的に大きくなり、それがそのまま実際の交渉に反映されていくという点でやりがいがあるなと感じています。
若手の教育体制・ケア体制について
井ノ上:
ありがとうございます。
西村あさひでは「プラクティス・グループ制」と呼ばれる制度を採用しており、中々外部の方には伝わりにくいようなのですが、個人的には、自分が籍を置く場所というか帰るホームみたいなイメージです。「指導担当制度」もそうですが、最初に自分が受け入れてもらったグループでその弁護士の成長について責任をもって見守って育てるというのがコンセプトとしてあるのかなと思っています。
皆さん、指導担当の弁護士とのコミュニケーションはいかがでしょうか。やはり若手の間は特に、指導担当と一緒に案件に入ることが多いものでしょうか?
上山:
私の場合、今のところ、指導担当の弁護士と同じ案件に入る機会は多いです。今どういう案件をやっているかについて把握してもらっているので、それを踏まえて次はバリエーションを広める意味でこういう案件をしてみたらと新しい案件をアサインされたり、逆に私の方から関心のある分野を伝えたらその分野の案件も振っていただいたりと、私の現時点の経験値や今後の成長を考えて案件に入れてもらっているという実感はあります。
閻:
自分の業務ポートフォリオを一緒にマネージしてくださり、相談に乗ってくださる存在はとても有り難いですよね。私も何度も相談にのっていただきました。
水口:
1年目は、弁護士になりたてで、今何をやればいいのかが全く分からない段階なので、プラクティス・グループ制や指導担当制度は中長期的なキャリア形成も踏まえて相談に乗ってくださる方がいるという点で良い制度だと感じています。たまに、「プラクティス・グループ制だから他の仕事をやれないんじゃないのか」と言われることがありますが、これは明確にNOだと思います。というのも、私自身1年目で全てのプラクティス・グループの案件を経験しているからです。私の場合、テクノロジー関連の案件を中心としたポートフォリオを想定して、指導担当とも話をしていましたが、テクノロジー関連の案件はコーポレートで取り扱う平時の取引以外にも、問題解消措置、事業再生、紛争、危機管理等のさまざまな局面のものがあり、事務所内の至るところにあまねく存在しています。そういう状況下にもかかわらず一つのグループに閉じ込めることは、事務所のためにも、弁護士個人のためにもならない、といった価値観が共有されていると思います。所属するプラクティス・グループはあくまでも中心軸に過ぎず、他の分野を経験することによって各弁護士や事務所全体にメリットがあるのであれば大歓迎、という事務所です。
井ノ上:
ありがとうございます。佐々木先生は何かご自身の経験からコメントはありますでしょうか。
佐々木:
私は入所前の段階では、ファイナンスのうち特定の分野がやりたい等といった強い希望や拘りがあったわけでもなく、むしろ中国クライアントの対日投資案件をはじめとするクロスボーダー案件をやりたかったので、できれば幅広い分野に携わる機会があればよいなと考えており、その旨を指導担当に伝えていました。そのため、1年目から、ファイナンスはもちろん、M&A・コーポレート、訴訟、知的財産、危機管理、個人情報等といった案件に携り、おそらく全ての分野のパートナーと仕事をさせていただく機会がありました。また、1、2年目からそう遠くないうちに海外オフィスで研修したい旨を伝えており、指導担当の先生方も案件等を調整してくださり3年目には上海オフィスや現地の法律事務所での研修の機会も得ました。
指導担当は、一人一人の成長を見守ってくれるメンターという感じで、一人一人の悩みに寄り添ってくれる存在だと思います。指導担当制というのは、決して個人の業務分野を狭めるシステムではなく、弁護士としての基礎力をつけることを責任を持って複数のパートナーが見守ってくれる制度という感じがします。実際に私も元々やっていなかったスタートアップのファイナンス案件も3年目ぐらいから「興味あるのでやりたいです」と言ったら、3割程度を占める案件になっていますし、結構自由だなという印象を持っています。
井ノ上:
自分のプラクティス・グループにいるだけでも、色々な分野の仕事をしている弁護士と協働して仕事をする中で、多様な領域の知見を自分に取り込む機会があると思います。例えば、事業再生グループでは、1、2年目の弁護士は月に1回、アソシエイトケア担当のパートナーが主催する定例会があって、「まだ民事再生事件をやったことがないのでやりたいです」等と希望を述べると、それがグループ内のパートナーの間で共有されて、次に該当する案件が来た時に声が掛って機会が巡ってきたりします。実際に、先輩弁護士は、そうやってヘルスケア領域に興味があることを発信し続け、今では事業再生に限らず多数のヘルスケア案件に携わっています。
指導担当の弁護士が複数の分野を横断している先生はいらっしゃいますか?
水口:
私はコーポレートと知財でそれぞれ2名のパートナーに担当いただきました。案件ポートフォリオは時期によってまちまちですが、知財関連の案件がほとんどになった時に、もっとコーポレートの基礎力を身につけて、知財以外も分かる弁護士になりたいということを指導担当の弁護士に相談したら、純粋なコーポレートの案件を増やしてもらえました。成長曲線上のポジションを踏まえて、そういった調整を適宜してくれる存在が指導担当パートナーかなと思います。
井ノ上:
そうですね。弁護士によって成長曲線や興味関心の変遷が様々あり得ることを、結構懐深く受け入れてくれる文化がありますよね。比較的長い目でその人のどういう面を養っていくか、どういう良さを伸ばしていくかというのを一緒に考えてくれる制度なのかなと、先生方の話を聞いていて、私も改めて思いました。
執務環境について
井ノ上:
次に、事務所の執務環境については、いかがでしょうか?
佐々木:
執務環境については、特にITツールはすごく便利で、電子書籍も充実しているので、在宅勤務をする場合でも事務所にいるのと変わらない環境で仕事ができるのがありがたいです。
1~2年目は、周りの弁護士にも気軽に相談したい等との考えから事務所に出勤することも多かったのですが、結婚を機に、最近は在宅勤務をすることも増えました。男性、女性を問わず、今後ライフイベントによってその時々で仕事に割ける時間や、働き方は変わってくることもあると思いますが、その時々で指導担当をはじめとする周りの弁護士と相談しながら自分で働き方を選択できる恵まれた執務環境だなと感じます。また、当事務所には頼りになる女性の先輩弁護士も多く、多種多様な選択をされた方がいるので、ライフイベント毎に色々と相談させてもらっております。
井ノ上:
閻先生はいかがですか?
閻:
全く同感で、ITツール等が凄く便利なので、家で仕事をするのと事務所でするのとで、ほぼ同じ環境が再現でき、マイルーティーンを自由に構築しやすいのが有り難いです。
あと、同期との繋がりは、心の支えになるので、とても重要ですね。西村あさひは入所してから約2ヶ月間の新人研修期間があり、その間、学生に戻ったかのように、同期みんなで大教室で勉強し、色々な実務分野を学ぶという経験を通じて、同期同士かなり仲良くなることができました。その後も定期的に飲みに行ったりと絆を深め合うことができています。また、同期以外の繋がりをつくる機会もとても多く、プラクティス・グループ横断的なイベントとして、年末パーティーのほか、カフェテリアでの交流会、外国法弁護士を交えた屋形船パーティー等もありました。
水口:
閻先生とは同期なのでとても共感します(笑)。慣れていない分野の仕事に直面した時、同期にふらっと電話して聞ける同期の仲の良さが仕事のやりやすさに繋がっていると感じています。
林:
75期も仲の良さは負けませんよ(笑)。また、私は事務所内のバスケ部に入っていますが、同期を誘って一緒に参加することもあります。一緒にプレーをするとプラクティス・グループや年次の異なる先生とも仲良くなれるので、とても良い交流の機会になっています。
井ノ上:
そうですね、4年目になった今でも同期のチャットが動いて助け合っているので、その関係がずっと続くと思います。公私ともに支え合えるって凄く有り難いですよね。
学生の皆さんへのメッセージ
井ノ上:
最後に、順番に一言ずつ、学生の皆さんへのメッセージをお願いします。
佐々木:
西村あさひは多種多様な人がそれぞれの個性に応じて弁護士としてのキャリアを模索し、自分が将来どんな弁護士となりたいかを選択できる事務所だと思います。今日ここに集まっている6人だけでもバラエティが豊かですが、学生の皆さんには、是非実際に一度事務所にお越しいただいて、自分にフィットしそうか、ご自身の目で見ていただきたいなと思います。皆さまとお目にかかれる日を楽しみにしております。
水口:
予備試験や司法試験に受かったら、次はこれまで蓄積した力を発揮する場を見つけることが重要だと思います。西村あさひは多種多様なクライアント、経験豊富な弁護士、日々頼りになるスタッフの皆さんに恵まれた環境のもと、個人個人が輝ける場所だと思いますので、心からこの事務所をお勧めします。
閻:
学生の皆さんは、事務所選びで迷ったら、各事務所の弁護士にどういったビジョンを持って働いているのかをぜひ聞いてみて、共感できたところに入るのがいいんじゃないかなと思います。多くの時間を過ごすことになるので、自分がどういった環境に身を置くかは非常に重要だと思います。同じようなビジョンに向かって頑張っている人達と一緒に働くことが、モチベーション維持にもつながると思っています。
林:
私は危機管理や予防法務に取り組みたくて西村あさひに入所しましたが、実際に案件に携わっているなかで、「危機管理の中でもこういった事業分野の案件をやってみたい」、「危機管理以外の他の法分野でも、ここに興味がある」と感じることがあります。私の場合はその興味がヘルスケアでした。新たに何かに取組むことに関して、西村あさひではネガティブなことは一切言われないと思います。
上山:
紛争案件をメインに取り組んでいる中で、先例のない案件やスケールの大きな案件など、この事務所に入ったからこそ携わることができたと感じる案件が多くあり、私は今2年目ですが、まだまだ日々新しい経験を積めていると感じています。また、これだけの人数の弁護士が集まっている事務所なので、様々な専門分野や経験を持った弁護士がおり、案件の中で困った時も、専門性をお互いに生かしながら進めていくことができるのが当事務所の良いところだと思いますし、実際の仕事の中で個人的にも実感しているところです。そういった意味でも、もし入所いただけたら、きっとこの事務所でしか出来ないような面白い仕事をすることが出来ると思います。
井ノ上:
本当に色々な個性の弁護士がいる事務所だということを、学生の皆様にはぜひ知ってほしいと思っています。そうするとインターンに参加する敷居も少し下がる気がしますし、実際にインターンに参加してみると、色々な弁護士と出会う中で、自分自身がどうなりたいかについて、ヒントを得られるのではないかと思います。是非、我々のことをもっと知っていただけたら嬉しいなと思っています。
皆さん、お忙しい中、今日はありがとうございました。以上で座談会は終了させていただきます。ありがとうございました。