patent attorney
interview
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TOPIC. 01
前職・転職理由
私は大学(法学部)在学中に弁理士試験に合格し、卒業後すぐに、前職となる特許事務所としては国内最大規模の特許事務所に入所しました。前職では商標調査・出願や税関対応等を3年程経験しました。その過程で、外国では弁理士資格がない国も多く、弁護士が知財の出願等も対応しているケースがあることを知り、「世界標準」を知るために弁護士の働き方には興味をもっていました。さらに、調査や出願に留まらず、自分の活躍できるフィールドを広げたいと考えていた折に、当事務所の弁理士から、当事務所ではやる気さえあれば何でもやらせてもらえる、という話を聞き、特許事務所では得られない経験を期待して当事務所への加入を決めました。
TOPIC. 02
現在の業務内容
前職では「弁理士らしい仕事」である商標調査・出願が業務の多くを占めていました。当事務所では、活躍できるフィールドを広げたいという私の意思もあり、それらの業務のみならず、M&Aに際して必要となるデューデリジェンスの調査や知財の移転登録・担保設定の申請等の弁護士の法務領域とクロスする業務も担当しています。弁理士として出願業務を行っているだけでは決して見ることができないような大きな取引の一部を担当したり、知財のプロとして弁護士と並んで案件に取り組み、頼りにされたりすることは非常にやりがいがあると感じています。
TOPIC. 03
入所して良かった点
当事務所の良いところは、やる気さえあれば色々なことにチャレンジさせてもらえるところだと思います。例えば、当事務所がタイの現地法律事務所と統合した際には、両事務所の知財分野での交流を深めるために現地に派遣してくれたり、外務省主催のメキシコに知財の研修生を派遣するプログラムへの参加を希望した際にも快く参加を応援してくれました。また、当事務所ならではの、弁護士と協働する案件では特許事務所ではなかなかできない経験を積むことができます。係争系の案件も多く、単なる出願だけでなく、権利行使や権利化後の管理・活用までクライアントにシームレスに知財サービスを提供できるようになった点も入所して良かったと思う点です。
TOPIC. 04
弁理士としてのスキルアップ
当事務所の弁理士には、大手特許事務所で経験を積んだベテランの弁理士も多く、日常の業務で迷ったときなど、議論をしたり、適切なアドバイスをもらうことができます。入所した当時、先輩弁理士とのやり取りの中で、前職で培った自分の知識・経験がどれほど浅いものか、思い知らされた思い出があります。一方で、若手の弁理士はそんな先輩弁理士の知識・経験を吸収し、さらに当事務所の優秀な弁護士たちと協働し、その仕事ぶりを間近で見ることができるため、特許事務所にはないスキルアップの環境があります。所内英語勉強会や海外オフィスとの連携、国際会議への対応等もあり、弁理士として実務はもちろん、様々なスキルを伸ばすことができる機会に恵まれていると思います。