採用情報
TOPIC 01
はじめに〜自己紹介
益田: | 本日の「若手弁護士座談会」のモデレーターを務めます、67期の益田です。まず最初に自己紹介から始めたいと思います。 私の主な業務分野はM&A・コーポレートです。国内案件はM&Aやジェネラルコーポレートを主に扱っており、留学前の年次ということもあり、最近はクロスボーダーM&A案件が多いです。海外の法律事務所との共同案件などもあり、楽しく仕事をしています。 |
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笹山: | 72期の笹山と申します。主に紛争関係の業務を担当しています。紛争関係といっても国内系/国際系バランスは人によって様々ですが、私は国際系に寄っていて、国際仲裁であったり、海外の裁判所での訴訟の対応をする案件が多いです。 |
加藤: | 73期の加藤と申します。分野はM&A・コーポレートで、国内案件はもちろん、クロスボーダー案件も多く担当していて、割合としては半々くらいです。地域としては、欧州・インド・アメリカが多いかなというところです。 |
牧野: | 73期の牧野と申します。M&A・コーポレートとファイナンスの2つの分野に携わっており、中でも多く担当しているのは、上場を含むグローバルオファリングなどの、いわゆるキャピタルマーケッツの仕事です。複数の分野に携わっている関係で、特に所内でも色々な弁護士とご一緒する機会が多いと思います。 |
吉井: | 73期の吉井と申します。通商法と独禁法を中心に担当しております。通商法としては、WTO紛争をはじめとする国際的な紛争案件や、制裁法や国際貿易に関係する案件を担当しています。独禁法はM&Aにおける当局届出業務などを行っています。 |
TOPIC 02
西村あさひを選んだ理由
益田: | さて、みなさん当事務所に入って数年が経過したわけですが、そもそも、みなさんはなぜ西村あさひを選んだのか、その辺りからお話をお聞きしたいと思います。笹山先生はいかがでしょうか? |
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笹山: | 私は、他の大手事務所のみならず、中小規模の事務所とも迷いましたが、「インターンの時に、結局どこが一番楽しかったかな」というのを思い出して、それが私の場合は西村あさひだった、というのが一番大きな理由です。 また、学生時代に国際仲裁に興味を持つようになって、これを是非やりたいと思っていたのですが、国際仲裁に関しては、西村あさひが一歩進んでいる印象があったので、その点も一つ大きいポイントだったと思います。 |
加藤: | 私は小学生の頃に海外在住経験があったため、弁護士として国際的な案件に携わりたいという思いが元々ありました。そんな中、西村あさひのサマー・インターンに参加して、実際に海外との会議を見せてもらえる機会などもあり、先輩たちが英語で活発にやりとりしているのを見て、自分もこんな仕事がしてみたいと思いました。それがきっかけで西村あさひに入りたいと強く意識するようになりました。 また、西村あさひは、海外や新規分野にどんどん出ていこうという姿勢や雰囲気があり、そういうところも素敵だなと思いました。 |
牧野: | 私はウィンター・アソシエイトで初めて西村あさひのプログラムに参加しました。 学部生で予備試験に合格した段階では、そもそも企業法務とは何か、その中で自分が何をやりたいのか分からない状況でしたが、話を聞くと、各自が軸を持ちつつも色々なことをやっている事務所で、みな楽しく業務をされているのが分かりました。また、私は、最初は幅広く色々な業務をやってみたい思いが強かったのですが、大規模事務所だからといって大規模案件のみやっているわけではないことも分かり、色々なチャンスがあるという意味で、西村あさひが間違いないと思いました。 |
笹山: | 弁護士がみな楽しそうっていうのはありますよね。どの弁護士も活き活きしていて、やる気にあふれている感じが良いなと私も思いました。 |
益田: | インターンやリクルートの時にお世話になった先輩と入所後一緒に働けることは魅力ですよね。それまで良くしてくださった人たちと一緒に仕事ができるというのは、私が西村あさひを選んだ決め手の一つでもありました。吉井先生はいかがでしょう? |
吉井: | 私は、公的な仕事をしたい、社会に貢献したいという夢を持っていたのですが、そんな時に西村あさひのインターンで通商や独禁分野に触れました。そのような分野を通して、社会がどうなっているとか、社会をどうしていきたいとかを考えている弁護士がいたり、それに憧れて入ってきた若い弁護士がいるのが魅力的でした。特に良いなと思ったのは、そういう夢を語るだけでなく、それが、実際やっている案件にどう繋がっているかを具体的に教えてもらったことでした。 |
TOPIC 03
現在の業務について
益田: | では次に、実際に入所してからの業務の状況についてお聞きしたいと思います。若手としての仕事のやりがいや、経験談などを教えてください。 |
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笹山: | 入所から1年くらい経った時に、同期から仲裁関係や紛争対応についての質問を受けて、これにさらりと答えられた時には、自分自身の成長を感じました。 また、2年目になった辺りから、小さい案件をパートナーと2人で担当するようになり、自分で案件の見通しを立てて準備し、自分1人でクライアントの社長のインタビューを行うということも経験しました。パートナーからは、自分の仕事ぶりや成長をちゃんと見てもらえていると感じましたし、自分が頑張れば、もっと難しいこと、任せてもらえることが増えて、それが楽しいと感じています。 |
益田: | 大型案件だけではなく、うちには小型案件もたくさんありますよね。両方経験することで自分の成長度合いが高められているように思います。 |
牧野: | 私も思い出の案件があります。ある大型案件で、窓口を担当することとなり、クライアントのみならず多数の関係者と連絡を取る機会も多かったのですが、初めは事務連絡程度だったのが、次第に、案件を左右するようなことまで聞かれるようになりました。自分でその場で対応できることは対応しつつも、案件全体をどう円滑に進めるのがいいのかを常に考える緊張感がありました。 その案件が終わった後も、そのクライアントとは継続的にお付き合いがあり、何かあると「とりあえず牧野先生!」と連絡をもらえると、クライアントにも自分の弁護士としての仕事を認識してもらえているんだなと感じ、嬉しくなります。 |
益田: | 1、2年目でも、初めに自分がリサーチして、ファーストドラフトして、チーム全体がそれに基づいて動くので、自分が中心になっている感覚もありますよね。若いうちから責任ややりがいのある仕事はたくさんあります。 |
牧野: | 1、2年目でも、誰しも思い出に残る案件ってありますよね。 |
加藤: | ありますね。私の場合、大々的に報道されたある案件が印象深いです。事前のリークがないかとか、公表された瞬間にクライアントに問い合わせが行くから、そこをどう対応するかとか、先回りして考えながらしっかり準備して、いざ公表、となる時の緊張感は忘れられないですし、他方で、公表されて、ようやくこれで世の中に出たんだなという達成感もありました。 |
益田: | 実際に入所してみて、入所前のイメージと違ったこととか新たな発見はありましたか? |
吉井: | 先ほども話に出た通り、大きい案件でも、思っていた以上にファーストドラフトなどの対応を任せてもらえるのはありますね。 |
牧野: | そうですね、あとは思ったよりやれることが幅広いと感じました。最初はある程度やることを絞って成長していくのかな、と思っていたのですが、実際に案件に入ってみると、検討しなければいけない分野や法律がたくさんありました。「業務分野」は色々ありますが、企業法務の各分野はお互い密接に関連しているので、学ぶことがたくさんあると感じています。 |
益田: | たまに、学生の方から、西村あさひのような大規模事務所の若手について、「法律家としての能力が身につかないのでは?」などという外部からの声があると聞くことがあるのですが、その辺りはどう思いますか? |
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加藤: | それはないと思います。上の弁護士と相談しつつも、きちんと自分の頭で考えて調べて、法的な観点で物事を見ることを求められるのが西村あさひの若手だと思います。ちなみに、私自身も、「電話対応、日程調整のような仕事ばかりだったりしないですか?」と学生さんに聞かれたことがあります(笑)。もちろん、そういう仕事も特に若手のうちはありますが、個人的にはそれもとても重要な役割だと思っています。 |
笹山: | 法律家の基本的な能力の話でいうと、調べたことをまとめて書面にするのはすごく重要だと思っていて、それを執務初日から毎日のようにやってきたので、法律家としての基礎体力がついてきていることは実感しています。 |
益田: | 色々と難しい案件に取り組んでいる事務所ですから、そういう環境に身を置けば法律家としての能力は当然成長すると私も思います。 私は、出向中に外部者として当事務所を見ていたこともありますが、こんなにクオリティにこだわってプロダクトを出してくる西村あさひはすごい、と率直に感じていました。 |
笹山: | クオリティへのこだわりはすごく強いですよね。所内の誰と仕事しても感じます。 |
益田: | 西村あさひは激務のイメージもあるみたいですが、みなさん土日などはどう過ごしていますか? |
牧野: | 僕は土日は基本しっかり休むタイプです。もちろん、案件によってはクライアントからの急なご相談に対応するべく土日対応をせざるを得ないこともありますが、基本的には「土日に何しようかな」「ここ旅行行きたいな」とか考えつつ、自分のモチベーションをあげていますね。 |
益田: | わかります。私も家庭があるので週末は家族で出かけたりもしますが、リモートワークができるようになったことで事務所にいなくても仕事ができるので、結構柔軟に週末家で仕事ができたりと、働きやすいなと思っています。 ところで「西村あさひは体育会系で上下関係が厳しいのでは?」という噂もあるようですが、これについてはいかがでしょう? |
牧野: | 上下関係が厳しいと感じたことはないですね。僕の場合はパートナーを含めて期が上の弁護士と雑談する機会も多いと思います。趣味についてもよく話すのですが、仕事をバリバリこなしている弁護士でも「実はこんな趣味持っていたんだ!」という発見があったり、内面を知ることが出来たりすると、仕事もやりやすいですね。質問しやすくなったりとか。 |
益田: | 私も上の先輩にslackで「ここわかりません」と気軽に聞いたり、すぐにzoomを繋いで質問したりできているので、あまり上下関係が厳しいという感じはないですね。 |
笹山: | 先ほどの「任せてもらえる」という話にも繋がると思いますが、結局、若手であっても、一プロフェッショナルであることを求められているので、全てを上が決めて、若手は言われた通りにやる、ということは全く求められていませんよね。年次を問わず互いにリスペクトがありますよね。 |
TOPIC 04
若手の教育・ケア体制について
益田: | 西村あさひは、「プラクティス・グループ制」と呼ばれるような制度を採用しており、「指導担当制」として新人弁護士には当初2年間、特定の複数のパートナーが指導担当弁護士として指導に当たります。外部の方からは分かりにくい部分もあるようですが、具体的にどんな感じでお仕事されているのか教えてください。 |
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加藤: | 私は個人的にプラクティス・グループ制はすごく良いなと思っていて、事務所を選んだ理由の一つでもあります。大きな事務所だと弁護士が何百人といて、その中で1年目の弁護士を誰がどう育てていくかは、すごく難しい問題だと思うのですが、その数百人の中に突然パッと放り出されるよりは、ある程度の枠の中で大事に見守られながら育ててもらう方が、私はありがたいと思っています。 ちなみに、プラクティス・グループ制は、ある意味「いいとこ取り」のシステムだと思っていて(笑)、他のグループの仕事をやったりコラボレーションしつつ、自分のホームとして自分のグループがある感じで、「グループに縛られている」というよりは、「グループに守られている」という感覚の方が強いです。複数のプラクティス・グループを兼任されている牧野先生は、どういう感じなんですか? |
牧野: | 私の場合は、4人の指導担当がいて、1人がファイナンスで3人がコーポレートのパートナーです。実際の業務は、色々なご縁もあって、ファイナンスとM&A・コーポレート以外に、労務等その他分野の業務をやることもあります。ただ、指導担当には、私のワークロードの管理とか日常のケアをしてもらっていて、自身のグループが軸にありつつ、色々な案件をやっているという感じです。 |
益田: | 確かにそういう面はありますね。ちなみに、学生さんからは「特定のパートナーについたらそのパートナーとしか仕事できないと聞くが、どうなのですか?」という質問が時々ありますが、実際はいかがですか? |
笹山: | 指導担当が自分のワークロード等を見てくれているので、最初は指導担当と仕事をする機会が多いとは思いますが、特定のパートナーの仕事しかできないということは全くないと思います。実際に、私が指導担当と一緒に別分野とのコラボ案件に対応した時に、ご一緒した別分野の先輩から「次、別の紛争案件をやるんだけど、笹山先生も入らない?」と直接声をかけてもらって、指導担当とも相談し、私1人その案件に入れてもらったこともありました。 |
益田: | 同じプラクティス・グループ内のパートナーであっても、それぞれ持っている案件や得意な案件は違いますよね。 |
笹山: | 上の弁護士から「今、何に興味がある?」と聞かれる機会もすごく多い印象があります。年に数回の公式な面談の機会もありますし、それ以外でもパートナーと話す時に「今何やりたいの?」と聞かれたりして「実はこういう分野に興味があるんです」と答えると「ではそういう案件探してみるね」と言ってもらえることも多いですね。 |
牧野: | 実際に業務をこなしていく過程でたまたま携わった別の分野に興味が湧くこともあると思うので、「これに興味がある」と声を上げてみることはすごく大事だと思います。そうすれば、新たに興味の湧いた案件に携われるチャンスが沢山転がっているという印象ですね。 |
益田: | 逆に特定の分野に絞って仕事をすることもできますか?例えば「この分野を極めたい!」とか。 |
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吉井: | 私はどちらかと言うと分野が広くない方だと思うんですけど、それはそれで有り難くて、やりたいことが十二分にできる環境もあるなと感じていますね。 |
笹山: | 私は元々国際仲裁をやりたいと言って入所したので、最初の案件は国際仲裁だったんですが、指導担当からは、「国際仲裁をやりたくてその専門性を高めたいのもわかるけど、そのためにはこういう案件も見た方が良いよ」とか、「君はこういう性格だから、一度小さい案件で色々自分が回してみるのが成長できると思うんだよね」などと、個人を見ながら2年間の指導担当期間をプランしてくれて、それに合わせてステップアップさせてもらえるという経験をしました。 |
牧野: | それってすごく大事なことですよね。やりたいことだけをやろうと思えばできてしまうくらい色々な案件があると思いますが、他方で、長い目で見るとこういう経験が活きるという観点から案件を振ってくれたりと、指導担当はアソシエイト1人1人をよく見てくれているなと思います。入所した人たちには全員少しでも良い弁護士になって欲しいという気持ちを持って接してくれますので、アソシエイトの指導の手厚さがすごいなぁと感じています。 |
益田: | 新規入所者向けの「新人セミナー」だったり、若手弁護士やスタッフ向けの「Firm-wide Education & Training Program」などの所内の教育プログラムはいかがでしょう?私はたまに「Firm-wide Education & Training Program」の録画を見たりしています。 |
笹山: | あれだけレベルの高いものを所内全体で共有しているというのはすごいことですよね。また、所内には「判例勉強会」というものがあって、新人弁護士はそこで発表をするのが慣例だと思うんですけど、個人的にはとても勉強になりました。 |
牧野: | 所内の「お尋ねメール」についてもそうですよね。自分の案件で分からないことがあれば全プロフェッショナルにメールで聞ける。聞くと必ず誰かが返信してくれる。ナレッジシェアの意識がすごく高いと感じています。難しい論点になればなるほど、検討の過程を蓄積しておくことは重要ですし、特に先例の存在しない論点について一から検討を重ねて、苦労して「こうなんじゃないか」という結論に達した過程などは、所内に蓄積・情報提供した方が事務所全体にとって有益ですよね。ナレッジシェアを事務所全体として出し惜しみなくできる環境だからこそ、結果として難しい論点も早く解決できているなと思います。 |
益田: | わかります。事務所全体で底上げになっていると思いますよね。勉強になります。さらに弁護士だけでなく、それをスタッフも協力してやってくれるのがすごいなと思います。 |
TOPIC 05
執務環境について
益田: | 実際の執務環境についてはいかがですか? |
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加藤: | 私が入所した時は新型コロナウイルスが既に猛威を振るっている状況だったので、完全に在宅執務ができる環境からスタートしましたが、自宅でも事務所でも全く差が無く作業ができる環境にあり、すごく快適です。ご家庭がある弁護士にとってもやりやすいのではないかなと思いますね。 |
笹山: | リサーチツールや各種ITシステムも含め、新しい、より良い環境を整えるための施策が継続的に行われていて、非常に有益だと思いますね。 |
吉井: | 実際のインフラがあるのもそうですし、上の弁護士も含めて、それをみんなで使っていこうとしているのが良いですよね。 |
牧野: | すごいシニアの弁護士が最新のツールを使っていたりとか、ありますよね(笑)。 |
益田: | 執務環境にも関係するのかもしれませんが、西村あさひは、女性弁護士の割合や女性パートナーの割合、女性弁護士の定着率などが他事務所に比べて高いようなのですが、この点について、何か感じることはありますか? |
加藤: | 私の身の回りにも、産休や育休明けなど、長期にわたって執務時間をセーブする必要がある弁護士のための「暫定別トラック制度」を使われている先輩もいますし、特にその制度を使わずにお子さまを育てながら仕事をしている弁護士もいますね。実際そういう働き方もできるんだなぁというのは自分の目で見て確かめているところです。 |
益田: | 私も子供を育てながら働いていますが、リモートワークの普及もあって、何の不自由も感じずに働けている実感があります。近時は、女性弁護士も仕事がしやすくなってきているだけでなく、ご家庭のある男性弁護士も家事や育児をしながら家で仕事をする方がとても増えた印象です。 弁護士同士の繋がりや人間関係についてはどうですか? |
笹山: | 私の72期は、執務が始まった直後にコロナ禍となりリモートワークが始まったため、最初は適応するのに少し苦労しました。その時に当時3、4年目の先輩が、業務の電話だけでなく、雑談の電話も沢山くれたおかげで、かなり不安も払拭されましたし、仕事もしやすくなりました。その先輩とは今でもよく一緒に仕事をしていますが、その先輩に限らずグループの諸先輩とはかなり気軽にやり取りできる関係です。同期とも一緒にスキーやダイビングの旅行に行ったり、週末に勉強会を実施したりと、繋がりは強いです。 |
加藤: | 私も同期はすごく仲が良くて、わからないことがあったらとりあえず同期に聞いたり、仕事に行き詰まると同期の誰かの席にお菓子を持って集まって息抜きをしたりと、同期の存在は私の中ではすごく大きいですね。 |
益田: | 私もグループでオンライン飲み会をやっていたり、少人数で女性弁護士だけのZoom雑談会をやったりしています。所内のクラブ活動は、私はテニス部に入っていて、他グループの先輩・後輩とも仲良くなれる良い機会になっています。 |
TOPIC 08
学生のみなさんへのメッセージ
益田: | 最後になりましたが、これから法曹になる学生のみなさんへ、一言ずつメッセージをお願いします。 |
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牧野: | 私が予備試験に受かった段階では、弁護士が何をしているのか、西村あさひが何をしているのかイメージが湧いていない部分もありました。しかし、入所後、様々な案件を通じて、多くの弁護士と仕事をする中で、やはり、色々な弁護士が大切にしている核となるスピリットは共通しているなと感じます。日々そんな先輩方から学ばせてもらったり、可愛がってもらったりしているなと感じながら成長しているので、それを今度は後輩に返していければなと思っています。ぜひお会いできることを楽しみにしています。 |
笹山: | 世間には色々な事務所があって、それぞれに良さがあると思うので、学生のみなさんには多くの事務所を見て感じて考えていただきたいと思うのですが、一つ言えるのは、西村あさひは、入所した時にすごく手厚く歓迎される事務所だということです。 それは若手の育成もそうですし、業務に限らないコミュニケーションもそうです。そういう意味で、悩んだ上でも、西村あさひを選んでいただければ、絶対に後悔しない選択になるんじゃないかなと思います。 |
加藤: | 私は、自分が入所前からずっとやりたいと思っていた国際的な案件が実際にできているので、学生の方でそういう案件に興味があればぜひ西村あさひを選んで欲しいなと思っています。西村あさひは、M&A分野の国際的なランキングでも常にトップティアに位置づけられていますので、すごく難しい国際的なM&Aの経験をたくさん積めるという意味でもとても良い事務所だと思います。 |
吉井: | 入所して痛感するのは、弁護士だからといって法的解釈のスキルだけが要求されるのではなく、社会の出来事を理解する色々な力が必要であるということです。我々がやっていることは、社会で起きている事象を、法律を切り口にしつつ、分析するということだと思っています。西村あさひでは色々なタイプの弁護士が様々な業務に取り組んでいますので、考えるきっかけになる様々な出来事が日々起きています。それは自分を高める上でも、自分の将来を考える上でも有益だと思っているところです。 |
益田: | 学生のみなさんには、ぜひ自分の目で見て決めて欲しいと思います。私が西村あさひに入所を決めた際には、周りから「体育会系だよ」「激務だけど本当に大丈夫?」などと言われ不安になったり、噂に振り回されたこともありました。ただ、自分が事務所訪問をした時はキラキラした先輩たちが一生懸命クライアントのためにソリューションを提供しようとしている、プロフェッショナルとして仕事を頑張っているという印象があって、この環境に身を置いたら絶対に成長できるなと感じ、それを信じて入所を決意しました。実際、この数年間で様々な経験を積むことができ、今ではM&A案件を先頭に立って回したり、外国の相手方と交渉したりとか、当時の自分の想像を遙かに上回るほどの成長を感じることができています。学生のみなさんには自分の目で西村あさひを見てみて、選んでもらえたらと思います。 |