PROFILE

IT課
中途 2014年入所
工学部卒

前職では、金融機関向けのシステム開発を行う会社でエンジニアをしていたが、実際にどのように運用されているか見えづらいことにもどかしさを覚える。そのタイミングで、クライアント企業のIT部門の方々が、自分たちの企業の目指す先を踏まえて本質的なシステム導入・運用をしている姿を見て、事業会社のIT部門に惹かれるようになる。転職活動を行う中、当事務所が情報統制やシステムセキュリティを重要視していることや、IT投資に積極的なことなどに惹かれ入所。現在はIT担当として、業務システムの開発・運用保守、新サービスの導入などを手がける。

TOPIC 01

入所の決め手

「信頼」が何より大切な法律事務所で、
その「信頼」を下支えする使命を担いたい。

自分が手がけたシステムを通じて企業のビジネスに直接関わりたい。そう思ったのが、転職活動を始めたきっかけでした。前職ではシステム開発会社でエンジニアをしていたのですが、パッケージの提供だけで終わってしまうことが多く、本当に役に立てているのか懸念を抱くことが多くありました。自分が手がけたシステムによって何が変わるのか、もっと良くするためには何ができるか、そしてその先で、社会にどのような価値を届けられるか。そうした先の先まで考えられるシステム開発をしたいと思っていた中、当事務所でIT担当を募集していることを知り、応募しました。国内トップファームだからこそ社会に与える影響も大きく、「信頼」が何より重要とされるため、非常に厳しい情報統制やシステムセキュリティが求められます。ここでなら社会に影響を与えられるだけでなく、自分のスキルも高めていけると考え、入所を決めました。

TOPIC 02

この仕事の魅力

システムの小さな改善で、
弁護士の業務に大きな効果をもたらす。

IT課は、事務所のネットワークから業務システムの開発・運用、端末のセットアップなど、システムに関するすべてを構築・サポートしている部門です。その中のSEチームに所属しており、主に業務システムの開発・運用保守や新しいサービスの導入を行っています。この仕事をしていて一番面白みを感じるのは、弁護士やパラリーガル、秘書などから、システムに関する生の声を聞ける点です。「文章を校正するツールを導入したい」「システムの受け渡しをもっとスピーディにしたい」といった相談が寄せられると、そのツールを導入したい意図や目的などをより詳細にヒアリングして、最適な方法を提案しています。システムを改善した結果、「役に立ちました」「便利になりました」といった感謝の言葉をもらうとやりがいを感じます。特に弁護士は数多くの案件を抱えており、1分1秒を無駄にせずに執務されているため、自分がシステムを少し改善するだけでも大きな効果をもたらせるのが、この仕事の醍醐味だと思います。

TOPIC 03

私が考えるこの先のキャリア

情報遮断・統制の仕組みを強化しつつ、
ナレッジを活用できる組織にしていきたい。

法律事務所ではクライアントの利益相反を避けるため、事務所内の情報遮断・統制を徹底しなければいけません。例えば、その案件にどれほど多くの人物が関わっていたとしても、メールの送受信やファイル閲覧の権限譲渡は適切に割り振られるシステムにしておく必要があります。一方で、弁護士と秘書、パラリーガル間の連携も必要不可欠であり、情報共有のスピードが求められます。あくまで情報遮断・統制を固守した上で、どれだけ両立させられるかが、システム担当の腕の見せ所だと思っています。これまで身につけてきたさまざまなIT技術を活かし、システムのセキュリティと使い勝手のどちらも追求していきたいと考えています。また今後、弁護士業務をより高次なものとしていくための鍵となるAI技術についても興味があります。皆さんにAIを活用していただく為の仕組みを作っていくことが、直近の目標です。事務所から依頼されるよりも先に、新しいシステムを自分から提案していけるようになりたいです。

SCHEDULE

ある1日の流れ

  • 9:30

    出社、メールチェック

  • 10:00

    ユーザーからの問い合わせ対応

  • 11:00

    弁護士へITプロジェクトの状況報告

  • 12:15

    ランチ

  • 14:00

    業務課題について他部署にヒアリング

  • 15:00

    協力会社とのシステムに関する打ち合わせ

  • 16:00

    新サービス導入の提案資料作成

  • 17:30

    帰宅

PRIVATE

仕事後や休日の過ごし方

仕事終わりに、事務所のカフェで他部署の方々とお酒を飲みながら雑談する時間が好きです。業務ではあまり関わりがないスタッフとも話せるので、刺激を受けています。